家づくりお役立ちブログ

大前神社の西口大鳥居建立を手がけさせていただきました

こんにちは、栃木県真岡市、宇都宮市、小山市、下野市などを中心に栃木・茨城エリアで注文住宅を手がけている林材木店です。

今回は11月に例大祭が行われる大前神社(真岡市東郷)の西口大鳥居の建立を手がけさせていただいた際のお話をご紹介します。

宮司さんからお話をいただき、林材木店が施工にあたることになった高さ7.5メートル、幅5メートルの大鳥居。地中に深く埋まることになるので、柱の長さは10メートルに及びます。このような事業は木材の取り扱いに長けた住宅会社でなければ携われません。

那須鳥山市内の山林の杉から切り出された木材は2年間乾燥させた後、林材木店のプレカット工場で専門チームによる手作業による加工を行いました。鳥居は釘や金物を使わずに木材自体に切り込みなどを入れてはめ込む「木組み」という伝統的な工法で組み立てられます。こうした木材の加工作業には熟練の職人による技術が必要とされるのです。

 

柿渋が塗られた後、境内に運び込まれた木材は、地面に横たえて組み立てられました。こうして組み上がった鳥居を立ち上げるのが大仕事になります。レッカーで吊り上げるのですが、木組みで造られた鳥居は吊り上げたときに重心が傾いてしまうと損傷する恐れがあります。緊張しながら見守っていましたが、見事に立ち上がってくれました。

林材木店では中村八幡宮の二の鳥居の施工を手がけさせていただいたこともありました。長い歴史を持つ材木店として、こうした事業に携われることを誇りに思っています。